査定時の汚れや匂いがもたらす金額への影響

自宅に眠っている使わなくなったブランド品を処分する場合に最適となるのが専門業者の利用です。需要の増加に伴ってブランド品の買取を生業としている業者も増えていますが、商品の査定は独自の基準と市場の相場を基に行われます。この査定で影響が出る大事なポイントの一つが汚れです。業者の多くは買取をした商品を再び販売することで利益を得ているため、高く売れる新品に近い状態ほど査定額が高くなる傾向があります。時計のベルト部分に付着している皮脂汚れ、長期間の保存で鞄に付着したカビの匂いなどは査定がマイナスになることもあるので注意が必要です。買取に出す時は事前に汚れを取り除いて査定をするスタッフに大事に使っていたと間接的にアピールすることが高値で売却するコツになります。

商品ごとに違う汚れや匂いの落とし方

前述したように商品の買取は事前に綺麗に清掃しておくことが基本となりますが、商品によって手入れのやり方は異なります。時計の清掃で必要となるのがブラシや布です。肌に直接触れることで付いてしまうベルトの皮脂汚れは、歯ブラシに中性洗剤を垂らして磨くと金属の接続部分の隙間も綺麗にできます。革製のベルトや文字盤のガラス部分はブラシで擦ると傷付いてしまうので乾いた布で丁寧に拭くのが基本です。長期保存によるバッグのカビ臭は陰干しとスプレーで対応できます。ブランドのバッグに使用されている素材はデリケートなので水濡れはもちろん、紫外線に長時間晒すのもNGです。風通しの良い日陰に置いて匂いを飛ばし、消臭スプレーを吹きかければ完了となります。